ガンを知り、治療方法を考えよう!
こんにちは。
ライフインフォメーションのPです^ ^
一度ガンになった事がある人ほど体力や免疫力の低下などもあり転移・再発しやすい傾向にあるようです。
皆さんは転移と再発の違いってご存知ですか?
再発とは、治療がうまくいったように見えても手術で取りきれていなかった目に見えない小さなガンが残っていて再び現れたり、薬物療法(抗ガン剤治療)や放射線治療でいったん縮小したガンが再び大きくなったり、別の場所に同じガンが出現することです。
治療した場所の近くだけでなく、別の場所で転移としてガンが見つかることも含めて再発といいます。
初回の治療でガンが完全に取り除かれていればもちろん再発することはありませんが、実際にはガンが発見されたときにはすでに多くは人が目に見える転移、あるいは目に見えない転移(微少転移)があるといわれています。
そのため初回の治療では、再発や転移を防ぐ目的で抗ガン剤が使われることが多くあります。
私共のお客様でも、
「ガンは無くなりましたが、念のため抗ガン剤をしましょう」
とお医者さんに言われ、実際抗ガン剤を打つ事で辛い思いをされている方が非常にたくさんいらっしゃいます。
抗ガン剤はガンだけではなく、ガン以外の正常な細胞も傷つけてしまい免疫力も落とします。
お客様の中でも念のための抗ガン剤をしたばかりに体調が悪化した、亡くなったという方は数多くいらっしゃいます。
転移とはガン細胞が最初に発生した場所から血管やリンパ管に入り込み、流れに乗って別の臓器や器官へ移動しそこで増えることをいいます。
特に多いのはリンパ液の流れが集まるリンパ節への転移や肺、肝臓、脳、骨など血液の流れが豊富な場所への転移です。
ガンのできた臓器からガン細胞がはがれ落ち、近接する体内の空間に散らばるように広がる播種(はしゅ)というものもあります。
最初にできたガンの部位は原発巣(げんぱつそう)と呼ばれます。
原発から転移したガン病変を転移した部位によって肺転移・肝転移・脳転移・骨転移・腹膜転移(腹膜播種)などと呼び、これらは病気がその部分に広がっていることを示しています。
例えば初めに大腸にガンができて肺に転移した状態は肺ガンとは呼ばれず、
大腸ガンの肺転移(原発は大腸ガンで肺転移を起こした状態)
といわれます。
何故こんな回りくどい言い方になるのかというと、この場合の肺にできたガンは大腸ガン(原発ガン)の細胞と同じ性質を持っているので、肺に転移した腫瘍も大腸ガンに効果がある抗ガン剤でないと反応しないからです。
初めてガンと診断された場合でも、病気が進んだ状態で発見されるとこれらの状態のいくつかを併せ持っている可能性もあります。
原発がどこか、その腫瘍が転移か原発か、再発した部位はどこかなどが、ガン治療の方針を決める重要な情報になります。
そして皆さんに知って頂きたいのが
治療方法はひとつではない
という事です!
昔のように全ての治療方針をお医者さん任せにするのではなく、今は患者さんやご家族が色々な治療方法(三大療法や最新医療、代替療法や自然療法など)を探しやすくなり、多くの選択肢から選べるようになりました。
どういうガンなのか?
そもそも何故ガンになったのか?
治療のリスクは?
今後の生活にどのような影響を与えるのか?
そしてどのような生き方をしたいのか…?
よく考え、話し合い、それぞれの患者さん達に最善と思われる方法をぜひ選んで頂きたいです。
私共は多くのガン患者さんとお会いしお話しをさせて頂くのですが、様々な種類の治療の内容や結果などもお聞きしています。
再発や転移をした方もいますし、ガンまでなくても治療の後遺症から腸閉塞や浮腫(むくみ)、臓器の機能低下からくる痛みや他の病気に悩まされている方が多くいらっしゃいます。
色々ありすぎて分からない、何を信用していいのか分からない、という方はご相談だけでも構いませんのでお気軽にお問い合わせ下さいね^ ^
※この文章は書籍「患者必携」シリーズの内容も参考にし抜粋しています。
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ライフインフォメーションHP